黒川氏と新聞記者たちに対して同情的な私ですが、それでも問題がある事は認めます。
検察と大新聞が癒着したことは(同情の余地はあるにしても)歴然とした犯罪行為ではあります。(私自身は仕方がない事だとは思いますが)今回の顛末(退職届の受理により、懲戒解雇を回避した事)は日本の大組織が身内を庇おうとする力が働くという事の証明でもあります・
これは日本の組織が「過ち」に対して正確な検証ができない事を意味します。
何某かの「間違い」が発生した時に検証ができないという事は修正ができないという事になります。
これは日本人の慢性病のようなものでして、おそらく今まで発生した大きな問題で私たちがなんとなく納得がいかなかった事の殆どはここにあてはってしまいます。
何か問題が発生した時です。
責任ある立場の人が身内を庇うがゆえに「なぜこうなったのか?」を冷静に検証できず、「今は復旧が大切」とか言って、結局うやむやに終わらせてしまう。
行政機関だけではなく、報道機関も同じようなものです。
それらの人たちが悪いと言っている訳ではありません。日本人全員がそうなのでしょう。
今までもそうなので、きっとこれらもそうだと思います。
せめて私達中小企業経営者は自分の会社や仕事の成果については冷静に検証して次に活かすようにしないと大変な事になってしまいます。
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