東アジアでの新型コロナウィルスの重篤者が少ない理由は「箸文化」。

コロナウィルスに対する日本の対策で海外マスコミの評価は

「なぜ政府は無策なのに、ウィルスを封じ込めているのかわからない」

だそうです。

これは私の推測ですが、政府の無策に比べて日本人の被害が少ない理由の一つは

「箸でコメや麺を食べる文化」

にあると思われます。

いくら食事の前に手を洗っても、食事中完全に手の衛生状態が保たれるという訳ではありません。

例えば自宅でもテーブルの上に手を置いてしまったり、

床に落とした物を拾ったり、

テレビのリモコンを操作したり、

食器棚の扉を開いたり、

と食事の最中にいろいろなところを触ってしまいうものです。

そのいろいろなところを触った手で、手づかみで物をちぎり口に運べば当然、未知のウィルスに感染する可能性は高くなります。

「箸」を使って食事をする文化の国の被害が抑えられている理由にはこれもあるんじゃなかろうか?と勝手に想像しています。

こうなると不利なのは「パン食」の文化ですね。

当然、パンは手づかみで食べます。

食事中もパンに触る前に必ず指先をアルコール消毒でという訳にはいきません。

当然ながら感染リスクは高くなります。

新型コロナウィルスの被害が甚大な国には欧米やフィリピン等のキリスト教国に多い事の理由はそれではないでしょうか?

これは私もよくは知らない事なのですが、「キリスト教」ではパンを「手でちぎる」という事に宗教的な意味あいがあるのだそうです(詳しくはこのページ。まったく関係ない方のサイトです)。

今、新型コロナウィルスで日本を含むアジア圏とヨーロッパ圏の感染者の差にヨーロッっパ圏側が驚いてるという報道がたくさん流れています。

特に「政府の無策」が声高に叫ばれた日本で被害が抑えられている事を「日本モデル」とか命名して海外からは「謎の勝利」とか言われて、その分析としては「社会の同調圧力」がとか「BCGの予防接種で日本株タイプの注射」がとかいろいろと報道がされています。

海外マスコミが絶対に認めたくないのだと思うのですが、新型コロナウィルスにはキリスト教の生活スタイルに入り込みやすいなど思います。

単純に文化の正確の違いで、優劣の問題ではないのですが、

今回のコロナウィルスに対しての耐性がある集団はどちらか?

という話になると「優劣」ととらえられがちなので、欧米の人はその点を認めたくないのかもしれません。

だから本質を捉えない報道がされているのだと思います。

我々中小企業経営者は自社の経営を考えるときに、少しは「自己否定」の視点を持っていなければいけません。

でもそれはちょっとだけ勇気がいります。

気を付けたい物ですね。

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