ジャニー喜多川氏が亡くなれたとの事です。
ジャニーズ事務所の創業者として 数多くのアイドルグループを成功させた実績はあまりにも有名ですね。当然ながらテレビのワイドショーはこのニュース一色です。
私も気になってネットでジャニー喜多川氏の事を調べてみました。
多くのニュースで彼のプロフィールが紹介されていますが、私が個人的に興味を持ったのは、お父さんがアメリカで真言宗系の僧侶だった事です。当時のアメリカの日系人社会で「僧侶」という存在がどんな存在なのかはわかりませんが、沢山の人が周囲に集まる環境だったことは想像に難くありません。
もしかしたら、そんな点も後に芸能の世界で大活躍される下地となったのかもしれませんね。
仏教って意外と芸能に縁が深いみたいで、例えば時宗という「一遍上人」を開祖とする一派は「踊念仏」という歌と踊りを中心とした活動で全国を行脚し庶民に布教したと教科書で習いました。ちょっと調べてみたのですが、路上で踊念仏を披露していたのかと思っていたら、全国行脚をしながら人が集まる場所に芝居小屋を作ってそこでも披露していたという話もあります。それが能や狂言にもつながっていくみたいだし、さらには歌舞伎のルーツとも言えるんだそうです。人によってはですが現代の大衆芸能のほとんどはこの時宗の踊念仏にルーツがあると言う人もいます。
この一遍上人の時宗とジャニー喜多川氏のお父さんが在籍されていた真言宗との関係については、仏教にはあまり詳しくないので解りません。でも時宗の活躍は芸能を通じて沢山の人達の暮らしに大きな娯楽を提供してきた現代のジャニーズ事務所と重なって見えます。
もしかしたらジャニー喜多川氏の活躍の下地はそんなところにあるのかな?と想像します。
テレビやラジオや映画を通じて、芸能関係の人達は私たちにの暮らし日々娯楽を与え続けてくれています。そんな娯楽に接している時は日常の嫌な事や心配事を忘れさせてもらえます。私たち一般視聴者はもう少し感謝する気持ちを持たなくてはいけないのではないかな?と思います。
ちょっとこじつけが過ぎるとは内容になってしまいましたが、そんな事を考えていました。
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