中小企業経営者と株式について

私は経営する法人でも個人としても多少の株券は持っています。

法人の方は長期保有のみです。仕入先や提携先の株券なので、簡単に売る訳には行きません。中小企業によくある話しです。

このような種類の株券でも決算書に「流動資産」として記載されます(当たり前です)。しかし簡単には売れないので全然「流動的」ではありません。経営者の頭の中では土地とか同じ「固定資産」として把握しておくべき資産です。

(ちなみに駅前の更地の土地などは「固定資産」ですが、実際には「流動資産」です。本当に困ったらすぐに現金化できますから。)

会社にもう少し利益があがるようなら、完全に投資目的の株券を法人で買いたいところです。利益がでれば会社の利益と一緒に課税されるので40%の税金がかかってしまいますが、うまく運用できればですが、本業が苦しい時にも利益を補ったり、節税に活かす事ができます。

もっともそんな利益が今の会社にはないので、まだ実現段階には至っていません。

その分、個人としては楽しく運用していまして、売買差益が多少のお小遣いにはなっています。

私が購入する株の条件はいくつかありますが、その中の一番重要な条件は「応援している会社」であるかどうかです。製品・創業理念・経営者などの中でその会社のファンになれる要素があれば、購入しますが、知らない会社であればどれだけ勧められても絶対に買わない事にしています(過去に何度も間違えてきたのでそうなりました)。

応援している会社の情報であれば、朝、新聞を見たりネットの経済ニュースを読む事もとても楽しいものです。

株価があがったら「もう私の応援は必要ない」と快く売却し、株価がさがったら「今は私の応援が必要な時だ」と快くば購入します。

といいつつ気持ちが穏やかでなくなる時もしばしばですが・・。

 

タイトルとURLをコピーしました