はじめに 使っていないゴルフ会員権
中小企業の社長さんには「先代の社長が購入したゴルフ会員権を持っているけど、そのゴルフ場はなかなか利用しない」という方が多いのではないでしょうか？
せっかく会員権を持っているのに使わないなんて勿体ないです。是非お一人でそのゴルフコースを利用されてみてはいかがでしょうか？
以下に、そんな事を書いていきます。
せっかくの会員権だがそのコースに行かない理由とは
バブル期に高額でゴルフ会員権を買った中小企業の社長さんは多いと思います。そしてその会員権を相続で手に入れたまま全く利用していないという方も沢山いる事でしょう。
せっかく会員権を持っているのにそのゴルフコースを利用しない理由は、おそらくですが、こんな理由だと思います。
- 他人を呼べる程、良いゴルフ場ではない。
- そもそも場所が辺鄙な場所にある。
- 自分自身はゴルフはそんなに好きではない。
だいたいこんな理由だと推察します。
先代が購入した時の思い出
それでも年間数万円もの年会費を払いながらもゴルフコースの会員権を所有し続ける理由もよく解るんですよ。
先代が会員権を購入した頃の事を覚えているからなのではないでしょうか？。
例えばですが、購入した当時の先代社長の言葉・・
「ゴルフ会員権を頑張って買ったんだ」
「ゴルフは会員権がないと予約が取れないんだよ」
「将来はお前に譲るからな」
このような話をする先代社長の誇らしそうな笑顔を思い出せば、手放すのも気が引けてしまいますよね。
持ち続けるのにもお金がかかる
そんな経緯から仕方なく、
- （会員権を）そのまま引き継ぐと決断
- 名義変更料の金額に驚きつつも仕方なく支払う
- ひたすら年会費を払い続ける
という流れになると思います。ゴルフ会員権は所有し続けると年間数万円の年会費がかかり続けます。
もし、今後も所有し続けるのでしたら、ぜひこの際そのゴルフコースをどんどん利用する事にしましょう。
他人を誘うほどのゴルフ場ではない。しかし一人で行くほどの腕もない
とは言ったものの「一人で行くほどゴルフの熟練者ではない」という社長さん。
その気持ちはよく解ります。
「メンバーです」
と言って組み合わせに入るのなんて、スコアにして80台でラウンドできないと許されないと思われるのではないでしょうか？
しかし腕がなくても一人で行って大丈夫
大丈夫です。私の経験では110前後でラウンドできるのなら全く問題はありません。同じ組の人たちのラウンドのペースを妨げないからです。勇気を持ってゴルフコースに電話をし
「メンバーの者ですが、組み合わせで予約をお願いします」
これだけ。
それでも一人で行く勇気がないという方は
それでもどうしても自分のゴルフの技術が心配という方には次の二つのどちらかを予約時にお願いしてみましょう。
「高齢の方のいる組に入れてください」
「キャディ付きの組が空いていればそこに入れてください」
このどちらかがクリアできれば大丈夫です。
高齢者がいる組の良さ
「高齢の方のいる組」の理由は、高齢の人は寛容な場合が多いように私は思います。
ご高齢でもゴルフを続けられるという事は元々は相当にお上手な方々ばかりの筈です。
が、少なくとも若い頃よりは下手な同行者に寛容であろうと予想できます。
キャディ付の組の良さ
「キャディ付きの組み」の理由は、多少下手でもキャディさんが守ってくれるからです。
球の方向は見ていてくれるし、一緒に探してくれるしで、他の同行者に迷惑をかける事が少ないからです。これなら全く心配はいりません。
この2点のどちらかを満たしていれば、スコアに自信がなくても遠慮なく「組み合わせ」でラウンドする事ができます。
せっかく持っているゴルフ会員権だから
もちろん、若い方でも寛容な方は沢山いると思います。あくまでこちら側が気後れなく予約をとる事ができるかどうかというお話です。
先代から引き継いだゴルフ会員権。
どうせ年会費を払い続けるのならここは是非自分一人でそのゴルフ場を有効活用してみればいかがでしょうか？
