台風水害は他人事ではない。経営者は常に災害の準備。

熊本豪雨、7人死亡4人不明 5日夕から激しい雨に
日本経済新聞 社会・くらし 2020/7/5 9:10 (2020/7/5 13:48更新)

今回の熊本豪雨の水害のニュース。ここの所コロナウィルスの事ばかり考えていたので自然災害の恐怖などすっかり頭になかった事もあり、いつも以上に驚きと恐怖を感じました。
聞けば雨量が急に増加し一機に洪水が起きたとの事。被災された方もこれでは対応のしようがなかったでしょう。

日本人の殆どは洪水の恐れがある場所に住んでいる。

実は大雨による水害は私にとっても他人事ではありません。
数年前の台風の時、近所の河川に避難警報がでまして私自身が浸水の危機を感じる事があったからです。何十年も同じ場所で暮らしてきてそんな事は初めてでした。
NHKの緊急警報で突然自分の住んでいる地域の避難警報が表示された時は「あ!」と思いつつもなかなかすぐには信じられないものです。
いざ「逃げろ」と言われても体が動きません。掃除や炊事を止めて地域の避難場所に行くという決断がどうしても出来ませんでした。

その時の私の対応

で、その時は結局のところ会社も自宅も実家も家族も非難させる等はしないままでした。そして台風は通り過ぎて行きました。
「台風も過ぎたし安心して寝よう」とスヤスヤと寝てしまい、朝起きてテレビのニュースを見てビックリ。

そして夜が明けるて、甚大な被害を知る。

南から来た台風は私の街を越えて数十キロ北部の地域で大水害をおこしていました。翌朝テレビをつけてビックリ。私の地元の上を通り過ぎた台風は信州や北関東に甚大な被害をもたらしたと知りました。堤防が決壊した地域まであって、亡くなられた方までいました。被害にあわれた方々のインタビューの内容は前夜の私たちの行動とまったく同じです。「大丈夫かな」「大丈夫だろう」と思って自宅にいたまま就寝。そして「寝入った後」に洪水が襲ってきたとの事。
その台風は日本の中央部を南から北へ横断する台風でした。その為のどの一級河川も上流への雨量がすさまじく、台風が過ぎた後に中流域下流域を洪水が襲ったのでした。

「少し間違っていれば自分が同じ体験をした筈だ」と震えながらニュースを見続けました。

それ以来、洪水の被害を聞くとまるで他人事の気がしません。

今後の台風へのわが社の対応

と言っても、「用心する」と「早めに逃げる」しかありませんが、
水災害がある可能性がある地域の施設は低い場所に高級品は置かないようにしています。
浸水した場合に備えて基本的に貴重品は棚の上かパレットの上に置いています。
フォークリフト等もできるだけ高い場所に移動。
備えあれば憂いなしです。

終わりに

被災された方々はどれだけ大変な状況かと察してあまりあります。ご苦労はいかばかりかと思います。
関東地方在住なのでお手伝いできる事は何もありませんが、もし募金等のチャンスがあればぜひさせて頂きたいと思います。

同時に、次は自分の番だと思って用心しようと思います。

募金をしたら、またこのブログでご報告したいと思います。 
(36/100)100日ブログ

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