Officeは古いと言っている人に。反論しつつも、一理あると思ったお話です。

先日話した人がこういっていました。「Office系のソフトはもう古い。若者は身に着ける必要はない」だそうです。

私はそうは思わなかったので反論したのですが、いろいろと話を聞いてみると、どうやらその人が言わんとしている事は以下のようです。

 

・Office系のソフトは覚えるまでが難しい。

・googleの無料サービスや他社のアプリで完全かつ簡単に代用できる。

・学生が社会にでて中堅になる頃にはそれらが主流になる筈だ。

・今問題なのは、Officeを覚えない学生より、新しいGoogleサービスに疎い企業の方だ。

 

さらにその人は

「Office系のソフトを受け入れる社会は熱血精神と我慢大会の思想の上になりっている。」

「結果として、無理して見栄えの良い書類を作って仕事だと勘違いしている人が多い」

とまで言い、挙句の果てに

「そんな文化の企業も、個人(おっさん)も駆逐されるべき存在だ」

とまで言っていました。

 

その人の言ってる事も解らないではないです。

大手企業の人と接するときに、その人が見せてくれる資料があまりにも

「見栄えの良いだけ資料」

「的を得ない数値ばかりの資料」

である事に愕然とする事があるからです。

 

中小企業経営でそんな事をしているとあっという間に業績は傾いてしまいます。

 

また、Office系のソフトは習得までに多少の時間がかかるので、その積年のスキルを駆使した資料なら、価値がない内容でも「仕事をした」という言い訳が通ってしまうのかもしれません。

 

私は先日のこのブログでも「中小企業経営者はExcelやWord等のOffice系のソフトの知識を身に付けておいた方がいい」と書いた位なので当然、若者がExcelやWordを学ぶ事を推奨します。

特に中小企業経営は、安易に事務員を増やしたりはできません。日のものとも山のものともつかない新規の事業や顧客に対して、アクションを起こすにあたり、自分からキーボードを叩いて、帳票を作成したり、集計する事は便利で有効だと思います。

必要な時に外注に出すほど時間がない事も多々あります。

 

ただし、上記の人が言っているような点も注意して取り入れなければいけないなという気持ちも強くしました。

 

またOffice系のソフトの代替可能なサービスがあるなら、それらの情報にも敏感でいた方が良いと思います。

 

また「Googleのサービスにも敏感でいた方がいいし、私達中小企業経営者はそちらの方にも敏感でいた方がいいと考えます。気付いたら自分の仕事が陳腐になっていたという事態は避けなければなりません。

 

とにかく勉強する項目が増えました。

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