(株価から言えば経済は回復している)
コロナウィルスの危機が一見遠ざかったかに見える今日この頃です。
それでも周囲の実態経済は最悪で、とこのお店でもアルバイトの態度が妙に殺伐としているように見えます。先日も駅の立ち食い蕎麦屋さんでは40前後の働き盛りの人がアルバイトとして働いており、不機嫌そうにそばの湯切りをやっていました。見慣れない顔だったので、新入りなのでしょう。
見ていて切なくなりました。残念ですが、いくら望まない仕事だろうとあのような顔で働いるようではあまり良い事はないでしょう。
苦労を将来の笑い話にできる人は、そんな場合でも明るく頑張っているものです。
そんな社会状況ですが、数少ない光明としては株価が上がっている事です。単純にアメリカに連動しているだけかもしれませんが、それでも
「株価は実体経済を先行して動く」と言われています。
そう願って頑張るしかありません。
(コロナウィルスが過ぎ去ったかのように勘違いしている人が目立つ)
しかしそんな経済状況ですがそれでも「緊急事態宣言」が解除され、まるで台風のように過ぎ去ったかのようにコロナウィルスの全てが終わったと勘違いし始めている人がいます。中には「最初から騒ぎすぎだったんじゃない?」等と言う人が、ブログやyoutubeや新聞・テレビ等でも散見されるようになってきました。
少し前まで同じ媒体(テレビ局や新聞)で「国民全員PCR検査を!」等と言っていたのになぁと呆れてしまいます。
(検証できない人には注意)
そんな事を踏まえつつ。今誰が何を言っているかをよく覚えておこうと思います。
自分の意見が間違っていたと認めるのは辛い事です。ですがしかし、それができないと「物事を検証する」という事はできません。「検証」できなければまた同じ失敗をします。
ネットでも「私は最初から言っていた!学校の休校や緊急事態宣言なんて最初からいらなかった。」という人がいます。
私はまだそうは思えません。
「もっと早く皆が大げさに対応していたら、被害は防げたのに」と思っています。
2月の時点で外国からの観光客の流入を止めていたら、ここまで深刻にはならなかったと考えています。あの時にもっと大げさに対処していたら「飲食店の再開も早かったし、甲子園もできたし、亡くなった人達も生きていた筈だ」と思ってしまいます。
(根本的な特効薬やまだ未完成)
楽観モードとは裏腹に、コロナウィルスが撲滅された訳でも特効薬がでいた訳でもありません。その意味ではある程度治療の目途が付いているインフルエンザや他の病気と比較することはできません。
(自分の会社には対策を)
先日の日記にも書きましたが、また再び流行しだすと思って自分の会社では準備をしておいたほうがいいと思っています。
中小企業経営者は社内で何が起きても自分の責任です。そこが面白いところでもあるのですが、とにかくなんでも早め早めに対策です。
(14/100)100日ブログ