昨日の記事の続きです。
私は「テラスハウス」をあまり見たことがありません。
が、ネットニュース等でタレントさんが出演者を嘲笑するようなコメントをした記事は読んでいました。
記事を読んで「へー タレントが出演者を嘲笑する番組が流行っているのかぁ」程度の理解はしていたつもりです。
この番組こそ私は見ていませんでしたが、素人の恋愛番組に興味がないのかと言えばそんな事はありません。
たまにテレビで「自衛隊員の集団お見合い」とか「地方の農家の集団お見合い」などが放送されていると、ついついリモコンを止めてみてしまいます。
私が若いころですが、同様の番組で「ねるとん紅鯨団」という番組がありました。あれなどは毎週楽しく見ていました。
これらの番組と「テラスハウス」はもちろん違うコンセプトの番組と言われればそれまでですが、私が思うに、最大の違いは見ている側の「出演者(参加者)への応援」にあったと思います。
意中の人に近づく。
話しかける。
好意を伝える。
「ねるとん紅鯨団」では、これらの行動をする参加者に視聴者は好意的でした。
司会の「とんねるず」の発言も「がんばれー!」「あ、いまだいけー!」「やったー!」と好意的なコメントが多かったと記憶しています。
あえなく断られた男性に「とんねるず」や他のゲストはとても残念な表情を見せていました。
番組全体が参加者を嘲笑するものではなかったから、参加者たちもそれぞれの地域や社会に戻った後、周囲の人達からは「番組見たよ!」「ナイスファイト!」とか「楽しかったよ!」という反応に囲まれていた筈です。
おそらくあの時代にSNSがあったとしても、参加者達を傷つけるような事はなかったとまでは言いませんが、少なかったでしょう。
今騒動となっている「テラスハウス」と大昔の「ねるとん紅鯨団」とは時代が違うので比較しても仕方がないのかもしれませんが、そんな事を今回のニュースで考えていました。
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