オリンピックは再延期の場合はもう「中止」という判断になるというIOCの発表が報道されていました。今年(2020年)10月までに特効薬の開発と普及の目途が付いていなければという前提です。
今は日常の会話やネットでは「もう東京オリンピックはどうせ無理だろう」という達観した発言をしている人が目立ちます。
今は心の準備が出来ているつもりでいますが、本当に喪失感や怒りを感じるのは次のオリンピックをテレビで見ている時です。
莫大なお金と手間を使い、中には会場建設の為に故郷や職場を離れた人達までいたのは何だったのか?という疑問を多くの人が持つ出しょう。
おそらく海外から「また日本でオリンピックをやりなさいよ」という声は聞こえてくると思います。
もう次の夏のオリンピックはパリ。その次はロスアンゼルス。
その次の立候補はもう間に合わないでしょう。
となると2036年あたり。
その頃までに私たちが全てを克服し、前向きな気持ちを持つことができていれば良い事だとは思います。
ただ、全体とは言いませんが、多くの日本人からは否定的な意見が出てくる筈です。
いくら今回の施設が全て使えるとはいえ、選手村、や各種移動施設、誘致の為の費用。
それをもう一度費やしてまでオリンピックを開催する必要はあるのか?という疑問は当然の疑問です。
そして招致が決定した途端、また急に必要な予算が膨らみ出す筈です。修繕改修費だけでも馬鹿になりません。
「湯水のように大金を使って、権力者の招致遊び。もういい加減にしろ!」
「オリンピックは外国で開催してもらって、日本はそこに参加すればいい!」
という声は当然ながらあがってくるでしょう。
そうならない為にもなんとか来年開催できることが望ましいのですが・・・。
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