アフターコロナを楽しい世界にしよう。

「アフターコロナ」という言葉が聞かれるようになりました。
新型コロナウィルスが終息した後の社会についていろいろな見解がネットや新聞誌上で見られるようになりました。

一番多く言われる事は「テレワーク勤務」は今後も続くだろうと言う事です。

中小企業経営者の多くは「そんな事は大手企業の話。会社や作業場に行かずして仕事なんて成り立つ訳がない」と言うと思います。

私もそうおもっていました。

ノートPCが一般化した15年前も「これでどこでも仕事ができる」と言われましたし、スマホが登場した10年前も「これでどこでも仕事ができる」と言われていました。

それを聞いた当時の私も上記のように思っていたものです。「うちは無理。会社に行かなきゃ仕事はできないし、そもそも店舗や倉庫に行かないと仕事にならない」と思っていました。

でもある時にふとした変化がおきました。

「そもそも、自分の仕事って、会社や店舗や倉庫に行かないとできない事以外にも、沢山あったよな・・・」

会社や事務所、店舗、倉庫でやる事は大事な仕事。でもそれは「作業」です。

「仕事」は「作業」だけではありません。いろいろな事を考えたり、調べ物をしたりする事も大事な仕事です。経営者としてはむしろそっちの方も手を抜いてはいけません。

それは「スマホ」があればどこでもやる事ができます。

そんな事に気づいたら、沢山の事が見えてくるようになりました。仕事の中でも自分がいた方がいい場合と任せた方がいい場合が見えてくるようになりました。任せたらその分、いろいろと今までできなかった動きができるようになってきました。そして従来の「作業」の部分にまで楽しい影響が起きています。

今回のコロナウィルスによって始まったテレワークは沢山の人達に私のような中業企業経営者的な視点をもたせると思います。

営業の人も企画の人も事務の人にも、今までは見えなかったいろいろな視点を見せてくれると思います。

仕事の幅も広くなってきます。同じ職場で今まで嫌いだった人の事が頼もしく思えるようになるかもしれません。新しい企画や新しいジョイントが始まる事でしょう。

アフターコロナをそういう「日々」にしたいものです。

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