行きつけのお店にこっそり通うのをやめたというお話です。

新型コロナウィルスの影響で飲食店は苦境に

新型コロナウィルスの影響で飲食店は苦境が続いています。

緊急事態宣言発令後も頑張って8時まで開店しているお店もありますし、中にはお酒をだしているお店もあります。蔓延防止法に法的な拘束力はありません。

そういったお店は常連さん達の「このお店を潰してはならない」という応援もあって営業を継続しているようです。

私が陰ながら応援しているお店

私が陰ながら応援しているお店は近所のホルモン焼き屋さんもそういうお店でした。

蔓延防止法の中でもお酒を出すお店でした。

そのお店は安心なお店に思えました。

そのお店はコロナウィルスが猛威をふるう中でも、感染には充分に注意をしていました。

店員がちゃんとマスクをし、来店客にまず手の消毒を即し、席を両隣の席を一席ずつ開け、

ドアや窓を開けたままにして換気をすると感染には徹底的に注意をしています。

そもそもが客の前に七輪を設置するタイプのホルモン焼き屋さんなので、換気は完璧でした。

常連客も皆そのお店に協力

常連客も皆、その店に協力しているようです。

誰もが1人で来店して、静かにひっそりと飲食をし、極力飛沫が飛ばないようにしているようです。

私も「ここならも安心」とばかりに、こっそり通っていました。

ビールとサワーを合わせて2~3枚。焼き物を3品。

30~40分位飲んで、パッと帰ります。

他のお客さんも見ているとだいたい同じような感じで、静かに飲んで素早く帰ります。

決して褒められた事ではありません。でも近所で頑張っているお店を応援したかったのです。

しかしそんなお店は噂が噂を呼んで客が増える。

実に素晴らしい日々でした。ですが、そんな大人たちがマナーを守りながら行きつけのお店を守るという快適な日々は長くは続きませんでした。

このお店のように良心的で清潔で客のマナーもよく、しかもこの時期に開いているお店は当然ながら評判になります。結果として飲み食いする場所を探している人達の耳にも入ります。

噂を聞きつけて、新たにやってくる人達が沢山現れました。

だんだんと危険度が増してくる。

私の目にも見慣れないお客さんが増えていきます。

店員に酒を勧める一人客

ある時の事。1人で現れたその見慣れない客は初めて暖簾をくぐる店だったらしく、店員に「初めて来たよ。ここは良い店だね!」とマスクもせずに積極的に話しかけます。

だんだんと酒がまわり始め、上機嫌で「店員に一杯どうぞ」とか言って、酒を勧めだします。きっと遊びなれた自分を演じたかったのでしょう。

店員が断れる訳もなく、仕方なくマスクを外して飲むことになってしまいました。

これでは店員の感染確立は増してしまい、常連さん達が維持してきた店の安全度は下がります。

集団で騒ぎ出す客

集団でやってくる人達も現れました。本来は一席ずつ開けて座る筈のカウンターに強引に密集して座り、「お酒が飲めるお店」に来れた事がよほど嬉しかったのか、大声で会話をはじめ、笑い出し、タバコを吸い、咳をしと飛沫を飛ばしまくります。

やはり蔓延防止法は正しかった。

これらの行動をする人達は他の場所でも感染する確率が高い行動をしている筈です。

この2段攻撃で、私もコロナが鎮静化するまでの間このお店に来ることは我慢する事に決めました。

やはり行きつけのお店や応援したいお店は「お弁当や惣菜を買う」だけに留めておいた方がいいでしょう。

政府の緊急事態宣言も蔓延防止法で飲食店の酒類提供に制限をかけた事も頷けます。

やはり飲食店での飲酒は自制した方がいいかも。

中小企業の社長は自分の健康を守る事が会社を守る事に直結します。

健康が第一でなければいけない筈ですが、ついつい行きつけのお店を応援するつもりで、私はこっそり飲み歩いていた訳です。反省してます。

この日記を読んでくださる皆さまに私の行動を「悪い見本として頂ければ」と思いまして、今日のこの記事を書きました。

 

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