コロナウィルスで苦戦すると言われる産業 「beach」とは

コロナウィルス後に衰退する産業として「beach」と呼ぶそうです。

「beach」とはどんな企業の略称?

b booking (予約)
e  entertainment (芸能)
a airline  (航空)
c Cruise (クルーズ船)あるいは Casino(カジノ)
h Hotel (ホテル)

これらの業種が衰退するという予測だそうで、要するに観光と娯楽産業の事のようです。

ただし辛い時が負ける時ではない

確かにこのコロナウィルスが猛威をふるう中、観光をしようという気にはなれません。
しばらくの間は苦しい状況が続くのは仕方がない事でしょう。

しかしマーケティングの初歩の初歩ですが、実は「産業の衰退期」が一番儲かる時期でもあります。理由は新規参入者が減り過剰な値引き競争やサービス競争が沈静化してくるからで、プレイヤーは自らの生産や販売のインフラが老朽化した順に撤退するために、新規の設備投資があまり必要ないからです。代表的な例は一時期のカメラフィルムや書店などです。

つまり苦しいと言えば苦しい時だけど、よく考えてみれば苦しい時は「競争」はない訳です。

これらの産業に従事する人は諦めないで欲しい。

これらの産業はすべて人間の「欲望」と関係するものばかりです。ですから産業自体が消滅するという事はありません。今回のコロナウィルスが沈静化すれば、その時はまた大きな旅行ブームが来る事でしょう。

上記の「beach」に該当する産業に従事する人たちには何とかそれまで耐えてほしいと思います。

この業種の企業や従事する人は周囲に影響力を持つ人が多い。

この「beach」の括られる産業に従事する人たちはほとんどの場合、地元や同窓の集まりの中では相当に活躍している人たちだと思われます。

例えば航空会社で働く人は学校の同窓の中では出世頭でしょうし旅館やホテル経営する人は地元の名士でしょう。

これらの人が元気でいてくれれば、その元気は周囲の人も伝わってきます。

何が言いたいかと言いますと、これらの産業に従事される方々には「ここが踏ん張りどころ」と思って頑張ってほしいなと思っています。

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