文系大学生はサークルは3年になったら活動は手伝うだけにして、できるだけ学食等のたまり場には近寄らず図書館や自習室で勉強した方がいいと書きました。かといって「役に立つかも解らない学問を突然やる」言っても難しいので、その場合はボランティア・留学・企業をキーワードにした方がいいと書きました。
今日はその続きです。
まずボランティア。これは恵まれない人に接するというだけではありません。先生の手伝いもボランティア。学会をのぞいてみたりする事も含まれます。インターンもその一つでしょう。極力専攻分野に近い世界を覗いてみるだけで、本に書いてある内容をより理解しやすくなるでしょう。できれば外国人と接し、自分の専攻分野を説明するような事があれば文系でもかなり「ハク」が付きます。そうなるとむしろ「文系に有利」ですね。それからもし事務仕事を手伝うような機会が得られれば、Word、Excelと言ったOffice系のソフトの必要性にも気づく事ができます。私のみたところ今の文系大学生はOfficeの知識が決定的に欠落しています。就職したらまず「無能者」扱いをされそうです。できるだけ大学でその授業を受けておいた方が良いと思いますが、なかなか・・・・。
次に留学。これも文系大学生に有利ですね。長期的に留学できれば一番良いのでしょうが、難しければ短期でもいいから行っておくべきだと思います。フィリピンの語学留学3週間でもいいから行っておけば、かなりのハクが付きます。もし私が大学生に戻れるとしたら絶対に留学をしておきます。よく「今後5Gの時代になると、スマホで同時通訳ができるから語学は不要」という意見を聞きますが私は逆だと思います。電卓の登場で数学が不要にでもなったとでも言うのでしょうか?スマホの同時通訳が現実化する事によってできる人とできない人との差が大きく開いてくと思われます。留学先で何を勉強しているかを聞かれるとイメージすれば勉強も少しは捗るでしょう。
最後に起業です。何も将来のGoogleやAmazonを作れと言っているのではありません。Blogだって広告が載せられれば立派な起業です。できればライターを雇ってサイトを運営できればいいのですが、お金もないでしょうから自分で書くしかないですね。大学の専攻分野を掘り下げて、記事に纏める。これなら文学だて社会学だって記事になります。相当に猛勉強しなければなりませんが、例えばGoogleアドセンスの審査に合格して数円でも配当収入が発生したりAmazonアフィリエイトで関連書籍が売れたりすればかなり勉強へのモチベーションも上がると思います。プログラミングの知識が多少必要ですが、これは絶対にどの分野に進むにしても絶対にやっておいた方が良いので一石二鳥です。時間のある大学生なら2週間で何とかなるでしょう。
だいたい思いつくままに書いて見ました。本当はアルバイト君たちに言いたい事なんですが、煩がられるだけなので、ここに書かせてもらいました。
もし今教職や公務員試験等に向けて猛勉強している人には不要な記事です。そいう人はきっと「こんな事やるより他の事をやった方がいいんじゃないのかな」という疑惑と日々戦う日々だとお察しします。でも絶対に無駄ではありません。何かの専門家になっていればそれでいいんです。必ず次の分野の専門家になれます。この記事は勉強をしないでいる文系大学生の為に書きました。