中小企業の社長にとってのゴルフとは?

中小企業の社長の趣味について書きます。

社長の趣味と言うと誰もがゴルフを連想します。私の周囲の中小企業の社長達も趣味と言えば、何といってもゴルフです。

ゴルフ以外の趣味は仕事の上では話題に上らない。

中小企業の社長と言っても色々な人達がいるので、様々な趣味を持っている人がいます。ただ仕事の会合などでは、それらゴルフ以外の趣味の話が話題になる事は少ないです。

球技、格闘技、トライアスロン等いろいろな趣味を持った人が周囲にはいる事はいますが、それらの趣味は社長同士の間で話題に上る事はまずありません。ゴルフ以外の趣味は殆どの場合「昔から続けている」という場合が多く、仕事とは全く別のコミュニティが既にあるでしょうから話題に上らないのも当然でしょうね。

中小企業の社長にとってゴルフは仕事の繋がりを広げる。

私は小さな専門商社(卸し)業を営んでいます。ゴルフはそんなに好きな方ではないのですが、それでも仕事にとって重要なツールとなります。

同業者、重要仕入元、重要顧客、金融関係が主催するゴルフコンペが沢山ありましてそれらに誘われる機会が沢山あるからです。

中小企業の社長にとってゴルフは人脈を広げるツール

さらにゴルフは同行者どうしで「ナイスショット!」「今日一!(今日、一番良いショット)」と他人を称え合うスポーツです。ですからラウンド中は心地よい親交を深める事ができます。

人脈を広げるゴルフをすると情報が沢山入るし、仕事が決まる場合も。

同行者とは同じ組で廻る人とは1ラウンドで昼食の時間も含めると6時間は一緒にいるので、いろいろな情報が入ってくるし、それによって仕事が決まるなんて事もたまにはあります。

そんな時は実益に繋がるので、「(ゴルフを)やっていてよかったなぁ」としみじみ思います。

仕事の反省にも繋がる。

「ゴルフはその人の仕事ぶりがでる」と言われます。その言葉に最初は私も違和感をもっていました。「たかがゴルフ位で、人間が解るのか?」と思っていたのですが、最近は「確かにゴルフは人間性がでるなぁ」と考えています。他人の事までは解りませんが、少なくとも自分の人間性は良く出ていると認めざるを得ません。「雑なスイングをしてしまったり、コースを読む甘さ、戦略を練る下手さ等は自分の仕事ぶりにも共通点を感じ、いろいろな事に対して気づきを与えてくれます。

逆にゴルフで自分の欠点を改善できた時等は、仕事の方でも改善ができているような気がします。

ゴルフは明日の仕事へのモチベーションとなる。

実益だけではなく、モチベーションという意味でもゴルフはとても良い物です。どんなゴルフ場でも一応ジャケットにスラックスという服装で参加せねばなりません。サンダルはおろかスニーカーもダメです。

休日にキチンと磨いた靴、プレスしたスラックスという恰好で、ジャケットやブレザーに袖を通すと「社交的な場所に行くんだなぁ」としみじみ思います。

そんな気分でゴルフ場に到着すると、ロビーにいる人達がとても品が良く思えてきます。

「皆、自分の仕事をキチンとやり遂げてこの場所に来ているんだなぁ」

「自分も今日は楽しく遊んで、明日からまたビジネスマンとして仕事を頑張ろう」 と、そんな気持ちになれるものです。

今の若い人はゴルフを敬遠するらしいが

今、ゴルフを敬遠する若者が多いと聞きます。

私も「ゴルフをやってみようかなぁ」と思い始めたのは40歳を過ぎてからでしたから、若い人の気持ちはよく解ります。

若い人達にとってはゴルフよりも「彼女探し」「嫁探し」「仲間と飲み」「子育て」「家族サービス」が優先で当然。

でもね。今はゴルフから逃げていられても、将来やる事になりそうなら、早めに練習だけはしておく事をお勧めします。

歳をとってから始めるゴルフは苦労します。

 

 

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