フジテレビの「ワイドナショー」(毎週日曜日 AM10時放映)を毎週楽しく見ています。
先週(6/30)の放映で松本人志さんは今問題になっている「芸人さん達の闇営業事件」についてこう言っています。
過去にあった女性問題を中途半場にごまかすことが出来たという事が宮迫さんにとって良くなかった。今回の闇営業事件でも乗り越えられるとごまかしてうやむやに終わらせられると思ってしまったのだろう
と言っていました。
確かに今回の事件は、初動の段階で状況を素直に認めて謝罪をしていたらここまで大きな事にはならなかったと思われます。
例えば
「後輩に頼まれたので事務所には良くない事だと知りながら参加してしまった。後輩の顔を立ててやりたい気持ちがあったし、一緒に参加した芸人たちの仕事に自分が参加する事で花を添えたいという気持ちもあった。反社会団体の会合だとは本当に知らなかった。確かにお金は頂いてしまったが、このお金は後輩達に御馳走したり、生活や活動に支援する為に使っていたお金だった。今回の事で、被害者の方たちが不快に思われるのは当然の事。今後の活動で償っていきたいと考えている」
と記者会見を開いて率直に語っていれば助かったかもしれません。さらに政府広報やオレオレ詐欺撲滅キャンペーン等に手弁当で参加したりすれば、さらに芸能人としての株をあげられたかもしれません。でも残念ながら初動で嘘のコメントを発表しまいました。
もう元の人気芸人の立場に戻るのは相当に難しいと思われます。
全然関係ない話に変わるようですが実はこの話に関係ある話です。
フィギアスケートの羽生弓弦選手は平昌オリンピックで2度目の金メダルを取る直前に怪我をしてしまいました。だけど見事に金メダル。大会後のインタビューで羽生結弦選手はこういいました。
「怪我をしたおかげで追う側に回る事ができました」
芸人さんのスキャンダルと、スポーツ選手の怪我を一緒にしてはいけないかもしれません。でもトラブルも対処を間違えなければ大きなチャンスになるという事は実際にあるんです。
誰にも似た様な経験はあると思います。私のくだらない経験など話してもしかたありませんので詳しくは書きませんが、私にもアクシデントで頭を抱えていたら実は幸運の鍵だったという体験はあります。今では何か困った事が起きても「まてよ?今この状況だからこそ気づける事がある筈だ」と考えられるようになってきました。
今回の事件に関しては冒頭の松本人志さんのお話しがとても印象深いです。
宮迫さんも女性問題が発覚したあの時が、実は今回の事件を回避する大きなチャンスだったのかもしれません。
沢山の人が今回の事から学べると思います。他山の石としない事です。
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