プログラミングをこの年(50歳)で学ぼうと思っています。何を勉強していいかわからないので本屋さんで「50代からのプログラミング 高橋与志/著 リックテレコム社」をいう本を手に取りました。
プログラミングというと「専門家の仕事」と考えてしまいます。もちろん間違いではないのですが、難しい話は専門業者に外注にだしておけば言い訳です。
ただし「そもそも何ができる」「どこまでを外注に頼める」と言うのは普段から勉強していないと解らないし、プログラミングが必要な構想すら思い浮かばない筈です。
私もネットの草創期の2000年ごろにホームページの作製会社と打ち合わせをしたり、会社のプログラミングを依頼する為にシステム会社と打ち合わせを重ねていた時期がありましたが、初歩的な知識がなさ過ぎて大変苦労した事があります。
以前のblogにもこんな事を書きましたが、イギリスではプログラミングが必修だそうです。これから日本の学校でも必修になるようです。実に不安な事です。ただし不安なのは未来を担う世代の事ではなく、自分がそんな時代についていけるのかが不安です。。
この本はまさにそんなオッサン向けに書かれた本で、50代からではなくとも、プログラミングを押さえておきたいなと思っている人達には凄く良い内容だと思います。
もちろんこの本を読んでプログラミングが全てわかる訳ではありません。あくまで入門書で、ザックリと押さえておくための本だと思います。
この「50代からのプログラミング」の著者はこの本の目的をこう書いています。
・あなたの経験を「一般価値」へとバージョンアップする。
・あなたが「学習と成長」を続ける人間だと証明する。
だそうです。
さらに著者はこう書いています。「中高年の皆さんがITビジネスとプログラミングの全体像を知り、勉強する事のメリットやセカンドキャリアへの活かし方をイメージしやすくなる事」だと言っています。
50代というともうすぐ定年が見えてくる年齢です。残念ながら昔と違って、定年がそのまま社会人として引退という訳ではないありません。
どこかの会社に再就職できれば良いのですが、どこの会社で働くにしても、プログラミングというキーワードになってくると思います。結局昔のように手作業で事務作業が進む訳ではありません。プログラミングを頼まれる事はないにしても、目の前の仕組みがどのような流れでできているか位は押さえておきたいものです。50代というともうすぐ定年が見えてくる年齢ですが、残念ながら昔と違って、定年が年齢そのまま引退という訳ではない年齢です。
会社を経営している人にとっても、まだまだ働かねばならない事でしょう。
今後衰えていくであろう体力と頭脳。これを駆使して社会を泳ぎ切る為に不可欠な知識だと思います。
そんな訳でこの「50代からのプログラミング 」という本はとても良い本でした。
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