「金融ダークサイド 猫組長(菅原潮)著」の書評 

「金融ダークサイド 猫組長(菅原潮)著 講談社刊」を読みました。

なぜこの本を買ったのか?

この著者さんの本は視界に入ったら、即買いする事にしています。

と言ってもまだ3冊しか読んでいません。他にも沢山の著書があるようなので、そのうち読んでみようと思います。

この本の感想

今回の本は「ゴーン事件」を中心に書かれています。新聞だけでは解らないような分析が書かれていまして、大変興味深く読みました。この事件への私のイメージが全部覆りました。私は単純に残念な汚職事件にしか見えなかったのですが、金融のプロから見ると国際的ネットワークを駆使したなマネーロンダリング事件なのだそうです。

詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、「へーそんな世界があるのか」と感心するばかりでした。

私には「資産運用」という程の大げさな資産がある訳ではありませんが、小さいながら会社を経営しているので、まぁまぁのお金が私の目の前を右から左に流れていきます(あまり残りませんが)。また、昔事業を営んでいた自社所有の土地を賃貸ししたりもしているので、その意味では資産を運用をしている事になります。

そんな訳で「金融」の知識を常に深めていかないと、どこかで損をしてしまうかもしれません。

この猫組長さんの著書は一般的な中小企業経営者には無縁の世界の話ですが、一つの一般教養として知っておいた方が良いと思います。

この「金融ダークサイド」も巻末に、将来の金融システムへの予測が書かれています。「AI」「ブロックチェーン」等が中心となった金融の世界の考察が書かれています。この辺りももう少し勉強していこうと思います。

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