知人が経営する中小企業を閉めるとの事です。
理由は人手不足でアルバイトも含む人員が確保できないとの事。
もちろんその話を聞いた時は「そうか。残念だね。」と言っておきました。
会社を閉める理由は様々で、必ずしもネガティブな事だけではありません。
でも「人手が足りない」というのは「給料を払えない」という事です。
適正かそれ以上の待遇なら人手が足りない状態になんて陥いらなかった筈です。
現にその友人と同業種の会社を知っていますが、そこは人手不足なんて無縁の話。仕事も繁盛しているようです。
要は人手の確保という競争に負けたという事です。
会社を閉めた友人は私が見ている範囲では事業革新は一切なし、本人もさほど勉強しているようには見えませんでした。
地域のボランティア活動や、仕事以外のネットワークに一生懸命に取り組んでいたようですが。
これなら会社を閉める事も致し方ないでしょう。
むしろ経営には向いていない人間なので、悲惨な事になる前に良く決断したとも言えます。
友人は「先の事はまだ何も決まっていない」と言っています(ホントかどうかわかりませんが)。
私は今さら、他の人の指示で働くのはキツイので、自分の経営する会社を閉めたくはありません。できるだけ続けていきたいと思っています。
その為にできるだけこの友人と反対の行動をとろうと思います。
できるだけ高賃金を払えるように日々事業モデルの修正を心がけ、そのための勉強もできるだけ怠らないようにします。そして経営者の仕事は「自社の経営」という事を良く自覚し、仕事以外の活動はほどほどにしておこうと思います(地域の事などはちょっと位のお手伝いしますが)