中小企業の社長がゴルフ会員権を持つメリット

先日の日記でゴルフ会員権について書きました。

使っていないゴルフ会員権があるなら、開き直ってどんどん使おう!
はじめに 使っていないゴルフ会員権 中小企業の社長さんには「先代の社長が購入したゴルフ会員権を持っているけど、そのゴル...

その記事では

「(使っていないゴルフ会員権を所有しているのであれば)維持費がもったいないからどんどん有効活用しよう!」

「下手でも大丈夫!遠慮なく1人で行こう!」という内容を書きました。

中小企業の社長で先代から引き継いだゴルフ会員権を使わないのに持ち続けている人はとても多いんですね。

今日の記事では「そもそもゴルフ会員権を持っているメリットって何だろう」という点について書こうと思います。

ゴルフ会員権を持つメリット

一般的に語られるゴルフ会員権のメリットは以下のとおりです。

  • プレー料金がビジター料金より安い
  • 1人でいける(組み合わせ)
  • プレー予約の優先権がある
  • ハンディキャップがもらえる
  • 月例会に参加できる
  • ステータスになる

会員権のデメリット

ちなみにデメリットとしては

  • 維持費がかかる
  • ゴルフ会員権の価格下落により、売却損になる可能性がある
  • 会員権 初期投資がかかる

だいたいこんな点が語られています。

中小企業の社長が会員権を持つメリット

この中で私が中小企業経営の社長としてのメリットで一番に挙げる点は

  • 1人で参加できる

これにつきます。

 知らない人とラウンドして楽しいの?

よく「知らない人とゴルフをして楽しいの?」と言われます。

親しい仲間とのラウンドは楽しいものです。仕事のコンペも仕事としては当然必要な事でしょう。

でも1人で参加し、全く知らない人達とラウンドするゴルフもこれはこれで楽しいものです。

緊張感も沸くし、それでいて競り合う気持ちはないし、ひたすら自分のプレイに集中。何よりもより本当の意味で「仕事や日常の事」を忘れる事ができます。

最近はいろいろなプランがあり、メンバーではなくとも1人でラウンドできるゴルフ場が増えているようです。しかし、それでも会員権を持っているゴルフコースならばコースも覚えているのでゴルフの深さや楽しさをより感じる事ができます。

さらにメンバーコースならばの良さ

メンバーコースに行ってラウンドをし、その後併設の練習場で今日の反省として練習をし、ゆっくりと風呂に浸かって帰る。そんな1日はとても良いものです。

会員権を持つデメリットとはお金。でもそんなに損ではない

次にデメリットで語られる「維持費がかかる」「初期投資がかかる」についてです。

よくあるゴルファーの会話の中で「会員権買おうかな」という話題がでると、必ずこういうセリフが出てきます。

「いろんなゴルフ場に行きたいし、それに年会費がもったいない」

若いうちは仲間といろんなゴルフ場に行く事の方が楽しく感じる事は私もよく解ります。ただ年齢を重ねてくると、だんだんと疲れを感じてくるのです。

さらに言うと、(私の周囲を見た範囲ですが)ある一定の年齢を超えるとホームコースがあって頻繁にラウンドしていないと、ゴルフそのものからは遠ざかってしまう事になるようです。

高齢になっても継続的に決まったゴルフコースでラウンドをしているから、他のコースに行ってラウンドできる体力や技術が維持されるのではないのでしょうか。

年会費について

「年会費がもったいない」という話ですが、実はそれもそんなに損とは感じません。

仮にビジターで22,000円かかるラウンド料金も会員だと10,000円前後で済みます。あくまで中小企業の社長が買えそうなコースの場合ですが、年会費が44,000円とすると、4回以上行ければ元が取れる計算となります。

会員権購入費用等の初期投資について

ついでに初期投資についてですが、

これも実はそんなにかかりません(あくまで一般的なゴルフコースの話。超高級ゴルフ場はまた別のお話)。

シュミレーションしてて見ましょう。

関東のとあるゴルフ場の事例です。会員権を持つ初期投資はこれだけかかります。

  • 会員権 100万円(現時点での相場)
  • 名変手数料(名義変更手数料) 88万円
  • 初回年会費 49500円
  • 供託金 120万円

合計で312万9500円です。

「うわ~ とても無理だ。奥さんを説得するなんてとてもできない」と言う金額に思えるかもしれません。

よくみると支出は名義変更料と年会費のみ

しかしよく見てみると、出費は88万円と年会費の4万9500円だけです。

いよいよ使わなくなったら会員権は売ってしまえばいいのです。会員権の売却代金は戻ってきます。

供託金の120万円も会員権を売却したらそのまま戻ってきます。

つまり両方とも資産として残ります。

余談 会員権購入の際の注意点

供託金は本当に戻ってくるの?

という疑問は当然あると思います。会員権を購入する時は運営会社の財務状況をよく見ておくことです。それでも不安なら、超大手企業や国策企業のグループ企業が運営するゴルフ場の会員権を購入する事をお勧めします。それならゴルフ場を運営する運営会社が所属するグループの大元の会社(超大手企業・国策企業)のOBが多数メンバーとして在籍している可能性が高いです。そうなるとその大元の会社の社長にとってそのゴルフ場の会員さん達は先輩達。必然的にそう簡単にゴルフ場ごと売却という事にはならない筈。よって供託金の証書が紙くずになるという可能性は少ないと思います(私の想像です)。

名変手数料もトータルで見ればそんなに損ではない

とにかく購入にあたっては名変手数料と年会費だけが支出となるのですね。

年会費については前述した通りですが、名変手数料を88万円もそんなに負担ではありません。

仮に購入年度から20年はラウンドするとします。1年あたり4万4千円。これを年間ラウンド数で割るとします。年間10回ラウンドするとすれば、1回あたり4千円と少し。

20回行けば、2千円と少しという計算になります。

4万円これを年間のラウンド数で割ると・・

私の場合は年間10回は行っているので(現時点) 1回あたり換算で4000円と少し。

老後はもう少し通おうと思っているので、年間20回も行ければ1回あたり2000円。

(ちなみに先日の組み合わせラウンドでは 80歳代の紳士と同じ組になりましたが、その方は年間100回近く来ているとの事でした。こうなると1回あたり数百円の世界ですね)。

決して購入を進めている訳ではない

以上です。

このブログは「中小企業経営日記」と題して、中小企業経営の事であまり堅苦しくない事を書こうとしています。決してゴルフ三昧の生活で「仕事が二の次」になってしまう事を推奨している訳ではありません。ただ会社経営とゴルフは切っても切れないところがあります。最初から「ゴルフはやらない」と決めている方はそれでいいと思うのです。が、「少しはやります」と周囲に知られている場合はなかなか断り続ける訳にも行きません。それならいっそ楽しんだ方がいいですよ!という意味でこの記事を書きました。

今後もゴルフの事は書くと思います。

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