中小企業経営者でよかった事。

(はじめに)

中小企業経営者、自営業者、フリーランスが公務員や会社勤めの人に比べて「恵まれているな」と実感する事は多数あります。今日はそれについて記事をまとめてみました。

(最初に結論 人間関係が比較的楽。)

はじめに結論から書きますが、最も良いところは「組織に属さずに仕事をしている」という点に付きます。

「もう上司にはウンザリ。」

「同僚との付き合いに疲れた」

という事だけはありません。

その点がフリーランスや中小企業経営者でよかったと思う点です。以下にポイントを整理してご説明します。

(ポイント)

①上司や同僚ががいない。

あくまで社長であればという説明付きですが「上司からのイジメによるストレス」はありません。全て自分のペースで進める事ができるので、その点が気が楽です。ただし、困った事があっても自分で解決しなければなりません。それに社員(部下)がいる場合、部下には気を使わなければいけないのは同じです。

それからオーナーの親族が後継者として入社した場合で家族以外に社員がいる場合、社長になるまでのストレスは最悪です。社長になっても古参の従業員が残っている間は、相当なストレスがあると覚悟しておいてください。

②やりたい事をやりたいようにやれる。

やりたい事や試したい事を即実行する事ができます。これはやりがいを感じれる事です。もちろん財務状況をきっちり把握した上で決断しなければ行けませんが、稟議書と会議は必要ありません。

ただ、当然これは怖いところもあります。計画や実行の時にミスを見つけてフォローしてくれる部下が必要でしょう。これは経営が安定していればすぐに育ちます。

③利益がでれば裕福な生活ができる。

汚職ではなくとも日常で必要なものはある程度経費で買えます。パソコン、スマホ、カメラ、車等です。

利益がでれば、よほどの贅沢な生活でなければ、日常の買い物は節約しなくても大丈夫です。また欲しい物や行きたい場所があれば、「頑張って働いて手に入れよう」と前向きに思える事も良い点です。

④定年がない

自営業者、中小企業経営者は定年がない為、年収に比べて生涯賃金は高くなります(会社勤務の人に比べて)。定年がないから当たり前で、60歳で定年なんて考えている人はあまりいません。業種にもよりますが、70歳過ぎたあたりを目途に引退しようという人が多いようです。仮に普通のサラリーマンが定年する60歳からの年収が600万円だとしても10年長く働くので生涯賃金は6000万円多くなる事になります。さらに引退しても、古巣の会社を手伝ったり、賃貸収入などで収入を得ている場合がほとんどです。

公務員やサラリーマンは中には天下りができる人もいますが、そんな人はよほどのハイレベルのだけ。

仕事と収入はお金の話だけではなく、「プライド」の源泉でもあります。長くそれを保てるに越した事はありません。

⑤残業がない。

自分次第では「残業なし」で働く事もできます。少なくとも上司や同僚に合わせて仕方なく会社に残る必要はありません。個人の段取り次第です。

私も時間管理の意味でできるだけ早く退社するようにしていますが、いざという時や何かの用事があれば、逆に必ず仕上げ手から帰るので結局大残業の時もあります。休みでも出てくる事がしばしばです。

⑥服装自由。

これもよく指摘されます。どこかのお役所のように濃紺か灰色のスーツのみ何てことは確かにありません。

しかし部下がいるしお客の目もあります。私の場合等はむしろサラリーマン時代よりも気を使っています。Tシャツ短パンサンダルで働いていても大丈夫ですが、それでは自分自身が損をしてしまいます。

職種によってはネクタイ、革靴、スラックスの必要はないにしても、お客から見て「その道のプロ」と見える恰好をしていいた方が得だし、殆どの自営業者がそうしています。

フリーランスの人もその点は是非しっかりした方がいいでしょう。

⑦周囲に理解されない。

これは確かにあります。公務員、サラリーマンの知人には遊んでいるように思われてしまう時があります。これは仕方がありません。

気にしても仕方がないですし、そんな陰口を囁かれている事はむしろ余裕がある証拠です。

気にしないでおきましょう。

終わりに

このブログでは過去に中小企業経営者でよかったと思う事をまとめて記事を書いています。

同じテーマをもう少し掘り下げて見たいと思ったのでこの記事を書きました。中小企業経営にこれから携わる人向けに書く事をテーマにしているブログですので、ブログの目的に添っていると思っています。

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明日から更新を休みます。7/13(月)に更新を再開します。(お休みを1日延長させていただきます。申し訳ありません 7/12に加筆)

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