一時給付金が入金されました。

一時給付金が入金されました。

満額60万円です。

コロナで通常以上に経費が増えていました。その補填に使わせていただきます。

大変ありがたく思います。

申請までの経緯と手順は前の日記にも書きましたが、この60万円はコロナ対策で通年以上のかかっている経費の補填に使わせて頂きます。

これまでの経緯

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前の記事にも書きましたが、今はまた今回の新型コロナウィルスの流行のように「社会の危機」に遭遇するような事があっても大丈夫な経営体制について考える日々です。

昔、経営の大先輩はこう教えてくれました。

「決算書を日々意識して、流動資産は流動負債より多く持て。何かあったら一瞬で清算できるだろ?。その上で固定負債を固定資産で返済して少し残るようにしておけば、また次の手が打てる」

です。その大先輩は第二次世界大戦の時に会社を存続させる為に相当な苦労をされて、その経営方針を確立されました。当然ながらもう亡くなられましたが、今はお孫さん達が立派に会社を運営されています。その都道府県のその業種ではいまだに一番の会社です。

その方ほどではないにしても私の周囲の戦争世代の人は皆、異口同音に同じような事を言っていました。私なりにまとめると

「天地がひっくり返るような体験に備えておけ。必ずそんな危機が一生のうちに何回か来る」です。

若いころはピーンと来ませんでしたが、今は「なるほどな」と思えるようになりました。

私は若いころは「派手」を求めていました。「かっこいい会社」にしたかったんですよね。若かったんだから仕方がないですが、その為に売上拡大、規模の拡大ばかり目指していました。

でも今は違います。

たとえるならば「縁日の屋台」のように、「パッ」とたたんで、次に移れる経営状態を理想としています。

「どんな状態にも対応できる会社」。その理想に対する私の考えが「屋台のような会社」です。

短期借入を極力手持ち資金で間に合わせます。設備投資はするべき時は「ドーン!」とするにしてもです。

「複数の経営」の柱を持ち、1つの柱で何か問題が起きても、他の柱が支える状態を理想としています(このコロナウィルスの流行ではそれが機能しました)。そしてその柱の一本一本を「屋台」のように、「パッ」と撤収して、また新しく「パッ」っと開業できる状態(あくまで例えです。実際の「屋台」のビジネスを軽々しく考えている訳では決してありません)。

そんな状態をさらに強化できればと考えています。

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