中小企業を経営しているといろいろな会に入会する事になる
中小企業経営をしているといろいろな業界団体、商工会、同業者の組合等に所属する事になります。会社が所属する団体に個人で所属する団体など多岐にわたります。
法人で入会する会は問題ない。特典もある。
法人ではいる団体は仕方がありません。商工会議所、同業者の組合、業界団体等には入会する事は仕方ないし、入ったら積極的に参加し、得られる情報やサービスは利用できる物や事はどんどん利用した方が良いでしょう。
私の会社も先日の事ですが、所属する同業者団体の全国組織から支援金を5万円ももらえる事になりました。名目は「コロナウィルスによる景況悪化の為の支援金」とか何とかそんな感じです。
長年に渡り払い続けた会費を考えるとどうなの?という気持ちもしない訳ではありませんが(笑。
ただ加入し、たまに手伝ったり顔を出したりしていればいろいろな人とも出会えるし、情報も入るので、今後もこの業界団体には加盟し続ける事にします。
他にも地域の商工会議所等も自分で会社をやっていれば入らざるを得ないので、どうせ入会するのならば積極的に顔を出して人脈を広げたり、特典を利用したりサービスを活用した方が良いでしょう。
商工会議所は従業員の研修等にも利用できますし、何かの緊急時には利用できるサービスがあったりするのでこれも便利ですね。
という訳で、これから既存の会社を継承す人にとっては当たり前の話でしたが、これから起業する人はまだそんなに余裕がなくても業界団体と商工会議所や法人会等は早めに入会する事をお勧めします。
個人で入会する場合は慎重に。
そしてもう一つ個人で入る団体があります。
法人で入会する会とは別に個人で入会する団体もあります。この場合の入会は慎重にしておいた方が良いと思います。一度入会すると退会が大変です。スポーツジムをやめるのとは訳が違います。
まだロータリー・ライオンズ等はそんなに問題はないと思います。会員にはかなり高齢の人もいるので、さほど大変な状況になならないからです。
「青年」と付く場合にはとくに注意。
年齢が若い場合(と言っても20歳台から30歳台)の場合には、「青年」と名が付く団体からの勧誘があります。こちらには相当の注意が必要です。いくら全国団体でも活動は地区会単位で行われるので、地域によって全然空気が違います。
もしこの記事を読んでいる人で、名前に「青年」と名が付く団体への入会を誘われてる人ががいたらよく注意してください。
具体的には「商工会議所青年部(通称YEG)」「日本青年会議所(JC)」がその代表です。
ちなみに私の地区では「商工会議所青年部(通称YEG)」は適度な範囲内で活動を留めるようにしているので安心して入会できて会員数も増えている状況です。
「青年会議所(JC)」の方は活動内容が大変なようです。
ただ、これはあくまで私の地域での話なので、他の地域ではまた状況が違うのかもしれません。
中小企業を営む人の中にはいろいろな人がいます。その人たちの中に入る怖さは、なかなか経験した人でないと理解できないと思います。
企業であれば入社試験があるし、大学も高校もそれぞれ試験がありますが、中小企業経営者になるには学歴も犯罪歴も一切関係ありません。始めればなれるし、親の仕事を継ぐのはもっと簡単です。だから中小企業経営者、自営業者と言ってもいろいろな人がいるのです。
安易に入会するといろいろな人との関係を持たねばならないので、注意が必要です。
ちなみに「商工会議所青年部(通称YEG)」は45歳まで「青年会議所(JC)」は40歳までです。
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