日本の従来の流通業(リアル店舗)は一部を除いて元気がなく、リアル小売業で一番勢いのあったコンビニですら、最近は元気なニュースを見かけません。
逆にネット企業はとても元気の様に見えます。特にAmazonの勢いは物凄くて、自分の家でも、他人の家でも自分に会社でも他所の会社も部屋のどこかに必ずAmazonのパッケージがある状態です。
全米の小売市場総額は
うちネット
このままリアル店舗は衰退していくのかな・・と思いがちですが、何とアメリカの報道では「Amazonに唯一勝てそうな企業」は「ウォルマート」と言われているそうです。
何を持ってそういわれているのかはネットニュースを見るしかないのですが、よく言われている事はEC(eコーマス)の技術を持つ企業を積極的に買収している事です。
リアル店舗のEC(eコーマス)対策なんて私には
「ネットで注文お店で受け取り」
「スマホにアプリを登録してもらえればポイントが溜まります」
くらいしか思いつきません。が、凡人には解らない新しい事をやっているのでしょう。リアル店舗を運営する流通業には今後また面白い時代がやってくるのかもしれません。
冒頭に戻って、日本の流通業に元気がないのは都市部の百貨店の苦境と、都市型スーパーなどの店舗過剰(オーバーストア)ばかりを見てしまうからだと考えます。コンビニや専門店などには元気なところもありますし、個人店でもネットを駆使して好業績を上げる会社は沢山あるようです。
実際に現物を見て商品を買う
よく見慣れた販売員の顔を見て商品を買う
このあたりがリアル小売業の強みですが、これが5G時代にどう変わって行くのかとても楽しみです。
Amazonも「Amazon GO」などでリアル小売業への参入が噂されています。今後のリアル流通業にも期待したいと思います。