麻生さんのニュースのおかげで退職金について考え始めました。

先日こんなたいとのblogで「老後必要と言われる2000万円の資産について」というタイトル名でこんなことを書きました。そんな事をきっかけにわが社の従業員の退職金ついて考えてみました。

わが社の状況

わが社は従業員の退職金の準備は「中小企業退職金共済制度」しかやっていません。あとは有り金で何とかしておくしかありません。

自己都合だといいのですが、会社都合だと少々深刻な事態となってしまいます。

企業の退職金に対する準備として退職金引当金がありますが、負債として計上する為、中小企業では計上していないと会社が多く、わが社も例外ではありません。

他の中小企業の退職金の相場

参考サイトによると

大学卒が 

  5年働いて  43万9000円

  15年働いて 229万8,000円 参考サイトへ(マイナビ転職より

だそうです。

わが社の場合は従業員の全体数が少ない為、一斉に退社される等の理由がなければ何とか払える金額ではあります。

大企業との違い

大企業と中小企業の待遇の最大の違いは福利厚生と退職金にあると私は思います。もっとも中小企業と大企業を比べても仕方がない事ですし、あえて質問しませんが従業員たちもそんな事は解っているでしょう。

ただ、せめて地元や同業者の間で「老舗企業」と言われているのであれば、それなりの退職金は払えるようにしておきたい物です。

中小企業は経営者も従業員も自分から対策が必要

退職金引当金とは別に確定拠出型の年金も準備しておいてあげたいと強く思いました。

また中小企業に従事している人も転職等それなりの苦労をしてきている人が多いので、大丈夫だと思いますが、それでも全員が自分で老後を生き抜く気概が必要です。その点では大企業に就労する人よりもサバイバルの準備ができている人が多いと思ます。

ちなみにわが社の場合。補足

そして上記の事を考えていた頃、従業員の1名から

「個人の出費で確定拠出年金への契約を考えている。会社の条件(うちの退職金関係の待遇)について教えて欲しい。申込書に会社側記入欄があるから書いておいてもらえないか」

との申し出を受けました。

先日も日記に書いた麻生大臣にまつわる「老後は年金以外に2000万円必要と書かれた報告書のニュース」

大きく影響しているようです。おそらくですがあのニュースを見て自分の老後を考えるきっかけになったのでしょう。若いうちから計画しておく事はとても良い事です。

追伸・アクセス数がそんなにないので、安心してこんな事を書きましたが、そのうち消すかもしれません。会社の連中にみられたらヤバいかも・・・。

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